今日は明治大学に関する質問メールを紹介します。
<Yさん>
こんにちわ☆志望の明治大学のガイダンスで日本史の出題傾向で、社会経済史がよくでると聞いたんですがおおまかすぎてわかりません。貨幣経済史らへんのことでしょうか?ちなみに先生が授業中に言っている大学名は、学部名をいわないときはどこの学部のことをいってるのですか?お忙しいところすみません。よろしくおねがいします☆
<石黒>
明治大で出やすい社会経済史とは、たとえば、40面ノートの14番・15番・22番右・32番などのことです。もっと細かくピンポイントで指摘するのは、直前期の明治・中央・法政大日本史テストでやります。また授業中に学部名を言わない時は、特定の学部を指してはいません。よく学部毎に傾向が違うと言いますが、違っているところと重複しているところの両方が存在します。通常授業ではそこまで細かく指摘してもあまり意味がないと思っています。あのノートを覚えるのを減らせば、それだけ点数が下がるのですから。今は、好き嫌いせずに、できるだけ全部覚える気持ちで臨むべきじゃないでしょうか。赤本を見れば、40面やり通すべきだということが一目瞭然だと思います。
<Nさん>
明治の政経を受けようと思っているんですが、資料が大量でしかも初見のものも多いということで、どうやって勉強したら良いのか迷っています。対策方法を教えてください。
<石黒>
未見史料問題を解けるようになるには、早稲田でも慶應でもそうですが、まず普通の史料問題を勉強してください。基本ができていないのに、その先はありえません。そのうえで、未見史料問題を過去問などで経験し、読解する訓練をしてください。
昨日、南浦和で『でる日講義』を買ってくれたM君と話したんですが、河合塾生のみなさんは、文化史で遅れを取っていることを自覚してくださいね。「河合の人は買った方がいいのに…」と彼も言っていました。普段の授業の文化プリント解説では、非常に浅いってことは、本気の文化史授業を受けたら気づくと思うんですけどね。あれ?南浦和の人は、この間の1日完結の仏教史の授業で気づいたんじゃ……?
うーん、値段が高くて予算が足りない……って人は、この深さまで到達するよう、教科書や用語集を読んで励んでくださいね。
ただ、自分で言うのもなんですが、90分×10コマ相当の夏期・冬期講習の講義映像に、演習問題やチェック問題までついて、この値段なら悪くないと思うんですがねえ。だって、交通費もかからなければ、通学時間もかからないんですよ?さらに録音する必要もないうえに、何度でも繰り返し見ることができるなんて!よーく考えたらこっちの方が○○より××って値段だと思いませんか?
明治大学は仏教・思想分野からの出題が目立ちます。これ以上詳しい傾向はここでは書けません。生授業や映像授業で、どうぞ!
●管理人より●
本日、『でる日講義』のプロモーション映像を、でるとこサイトにアップしました。文化史学習について熱く語る石黒先生を、ぜひぜひ、ごらんください。