ここのところ、幕末を扱ったマンガの原作仕事に追われていました。「原作」と言ってもピンからキリまであるそうですが、僕はテキトーにやることができない性格なので、いろんな本を読みあさり、セリフを全部考えてしまいました。今現在、マンガの校正中です。ありがたいことに漫画家さんが歴史オタクで、僕の書いたセリフを、鹿児島弁や会津弁に変えてくれました。大河ドラマを見まくっているため、方言に精通してしまったそうです。
16篇のマンガからなる本で、その合間に10篇のコラムが挟まれています。それを書き終え、各話のタイトルと扉に載せるあらすじを書いたので、残るは「はじめに」だけになりました。ようやく見通しが立ったので、山登りに出かけます。歩きながら「はじめに」に書くことを考えようという作戦です。
最初はどうなることかと心配だったのですが、想像以上におもしろい本になりつつあります。やっぱりマンガの効果は絶大です。複雑な話なのにすごくわかりやすくなってるんです。
メディアファクトリー新書『マンガ 幕末は「論争」でわかる』は、10月27日発売予定です。大学生や社会人の方にお楽しみいただける内容ですので、ご期待ください!
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