今日紹介するＡ君は、
2005年度の２学期から河合塾現役館で通年授業を受講し
受験に失敗し、
2006年度は河合塾で浪人生活を送りました。
僕は河合塾では現役向けの授業しか担当していないため、
夏期・冬期講習だけ別の予備校に授業を受けに来てくれていました。
＜Ａさん＞
こんにちは。
なんとか早稲田大学商、教育、文化構想学部に合格しました。（文学部、社学は結果がでていませんが）
浪人時代は河合の日本史の授業はテストと講義各１回しか出席しませんでした。石黒先生の教材やノートをひたすらやっていました。僕は３教科過去問やらなかったりなど受験のセオリーからかなり外れていたことをやっていて、絶対落ちると思っていたので合格したのが今でも信じられないくらいです。石黒先生のノートがなければこの合格はなかったと思います。ありがとうございました。南浦和での体験授業か春季講習のときにでも入試問題持っていきます。
＜石黒＞
Ａ君、合格おめでとう。
いやあ、早稲田に３つも受かっているなんてすごいじゃないですか。
セオリーから外れているといっても、これだけ受かっているなら
それがＡ君に合った勉強法だったんですね。
浪人しても講習などに来てくれていたので、
非常に気がかりだったのですが、
モチベーションを失わず、自分なりに頑張れたことが勝因でしょう。
４月からは早稲田での生活を楽しんでください。
報告どうもありがとうございました。
＜Ａさん＞
メール有難うございます。最終的な結果が出たので報告します。
法政大学法学部政治学科（センター）
明治大学情コミ学部情コミ学科
明治大学法学部法学科
明治大学政経学部地域行政学科
学習院大学法学部政治学科
早稲田大学文化構想学部
早稲田大学教育学部生涯教育学科
早稲田大学商学部（進学）
早稲田大学社会科学部
です。
全勝だ～と思っていたら最後の最後で文学部落ちました（笑）
僕は効率の悪い人間で浪人したにもかかわらず早稲田はD,E判定でした。
日本史については先生もおっしゃっていたように今年やさしめだった社学や文構は８割５分～９割の間くらいは取れたと思いますが、商学部は撃沈しました。
原因はノート覚えがあまいのと過去問をやっていなかったことです。
先生のおっしゃるとおり過去問はやるべきですね。今だから笑い話ですみますが浪人時代僕は１学期終わった時点で１２番ページまでしかやっていませんでした。
しかも現役時代１学期は先生の授業は受けていませんし、自分でもやっていませんでした。
（これじゃあ現役で落ちるのは当然ですね）
１学期の範囲は友達にノートと講義のテープを借りてそれを聴いて勉強をしていました。テープだけではモチベーションは当然あがりません（あたりまえですが、これは先生の映像教材を使っての勉強、ライブ授業と比べると差は歴然ですね）
２学期の範囲は現役時にやっていたのでだいぶ楽でしたが。あ、あとしゃべり勉強をひたすらやっていました。
この勉強法は本当にいい意味でじわじわ効いてくるな～と思います。
書き勉強だったら確実に落ちてたと思いますね。
だから日本史の勉強は家でやっていました。
まあ、こんな感じで効率悪くやっていてD、E判定でもう最悪だったわけです。
こんな状況でも僕は受かることができました。
こんな自分でも受かったのですから、来年受験する人にはどんな最悪な状況でもあきらめないでほしいですね。
「あきらめた終わり」ってあたりまえのようだけど自分も含め、あきらめちゃう人って多いと思います。
僕はこの受験で「あきらめない」経験をできました。この経験をするのとしないのではこれからの人生ががらっと変わるような気がします。本当にこの受験生活は自分にとっての宝物となりました。石黒先生本当にありがとうございました。
人の容貌と中身は直接関係があるわけではありませんが、
Ａ君は非常に鋭い目で受講していました。
この文章からは、かなり学ぶものがありますね。
でも、今日はだいぶ長くなってしまったので、
僕からのコメントは明日にします。
