続々と合格報告が届いていますが、
まだ本命が残っている人が多いようです。
今年は喜ばしいことに、立教・法政・明治などの
全学部日程(統一日程)での合格があいついでいます。
ハードルの高いそこで受かるってことは、
早慶レベルに届く可能性大ってことですよ!
ぜひ、最後まで力をふりしぼってほしいものです。
連日の受験のせいで、疲労もたまっていることでしょう。
よく睡眠を取って、本番で集中力を発揮できるようにしてください。
さて、今日は青学国際政経と明治大政経の問題を紹介します。
<Kさん>
こんにちは。いくつか質問があります(><)
昨日の青山学院大国際政治経済学部です。
<史料>
合衆国、英帝国及日本国は左に掲ぐる各自の領土及び属地に於て亜塞及海軍根拠地に関し本条約署名の時に於ける現状を維持すべきことを約定す。
問い:この文書(条約)名は?
11日の明治大政治経済学部です。
問い:第一次山本権兵衛内閣での改革に含まれないものはどれか。
A 陸海軍大臣の任用資格を改め、現役から予備・後備役にまで広げた。
B 後継首相推薦権を確立した。
C 官吏の削減と予算の節減を行った。
D 伏見宮と協力して元老制度の機能停止を進めた。
E 文官任用令を改正し、自由任用の範囲を広げた。
問い:吉野作造が説いた「民本主義」と相容れないものはどれか。
A デモクラシーを主権在民と区別する。
B 政治の目的を民衆の福利とする。
C 貴族院・枢密院を区別する。
D 天皇の君主主権を否定する。
E 政党内閣・普通選挙制度を確立する。
私は先生の教材と河合塾の講習でお世話になっているのですが、昨日の試験では隣の席に先生のノートを持ってる人がいて羨ましかったです*
それから、明治大では池田成彬が出たり、青学では新井白石の計算した金銀の国外流出量(選択で4分の1、4分の3を選ぶ問題でした)とか、オールコックの大君の都も出て、慶応(文)では小林一三も出ました♪
そして今のところですが明治大と東京女子大に合格することができました。先生のおかげです**
ちなみに慶応文学部の論述の配点とはどれくらいなのでしょうか・・?今年は80字と130字が出ました。
22日の早稲田社学が残ってるので頑張ります!
<石黒>
> 問い:この文書(条約)名は?
ワシントン海軍軍縮条約です。
これ以外の部分も見えていれば別ですが、これだけでは難しいですね。
> 11日の明治大政治経済学部です。
> 問い:第一次山本権兵衛内閣での改革に含まれないものはどれか。
C・Dの判別はとうていできませんが、Bだと思います。
> 問い:吉野作造が説いた「民本主義」と相容れないものはどれか。
答えは、Dです。
以前にブログでも紹介しましたが、
吉野作造は明治憲法の枠内で民本主義を主張しました。
それから慶應大文学部の論述は、
2題あわせて15~20点くらいだと思います。
Kさんはノートがなくても、
講習や教材からかなり濃密に吸い取っているので、
池田成彬や金銀の国外流出量、
さらには小林一三なんかも正解できたのでしょう。
教材を提供する側としては大変うれしいことです。
あともうひとふんばりがんばってください。