夏休みの近現代の学習法(2)

いよいよ、1学期の通年授業も最後の週に突入しました。
僕にはあっという間に感じられましたが、
みなさんはいかがでしょうか。
この間に飛躍的に成績が伸びた人には、
ぜひこのペースでトバしていってもらいたいところです。
一方、思うように成績が伸びていない人は、
油断しているとあっという間に2学期が始まってしまいますから、
1学期よりもぐっとスピードを上げて、取り組む必要があるでしょう。
夏期講習が始まるまでに、1学期の復習と近現代の骨組み作りを
同時に始めてください。
1学期の復習を1週間で終わらせるというなら、
先にそちらをやり遂げてからでもかまいません。
しかし、多くの人はスピードが遅くなりがちなので、
むしろ同時に近現代も始めてしまってかまわないのです。
夏期講習で近現代の講座を受講する人は、その時にやりましょう。

<Aさん>
今つな近が届いたのですがつな近+『受験生が欲しかった問題集』で近現代は大丈夫ですかね?^^愚かな質問ですみません〓それともテーマ史も講座を取るかでる日を買うかしてした方がいいでしょうか?つな近に付いてるまとめで大丈夫でしょうか?またアラカルトとはどこの大学を受ける人が特に注意が必要ですか?法政は出ることがわかっているので法政以外で教えて貰えると嬉しいです〓追記なんですがこの夏は近現代はつな近だけで『受験生が欲しかった問題集』は無理に手を出す必要はないでしょうか?それとも最低一周はした方がいいでしょうか?質問ばかりですみません〓

<石黒>
MARCH以上の大学を考えるのなら、残念ながら
『でる日講義−つながる近現代−』
『受験生が本当にほしかった問題集』だけでは十分とは言えません。
去年、通年授業を受けていたA君なら、
「つな近」の10面のまとめと、40面ノートを比較できますね?
「つな近」のまとめノートが、
あくまでも骨組みのみに絞られていることがわかるでしょう。
「つな近」で骨組みをマスターしたら、
去年の40面ノートに戻るべきです。
こうした質問内容から推測すると、A君はまだMARCHレベルまで、
理解しきれていないのではないかと思います。
今年は通年授業を受けていないわけですから、
近現代の肉付けは、
『でる日講義−経済・外交史(近現代)−』を使って、
経済史と外交史を難関大の水準に引き上げてください。

『でる日講義−アラカルト−』で扱っている
沖縄史・北海道史・女性史に関しては、
早稲・慶應・上智・青学・立教・成蹊など、
注意すべき大学はいくらでもあります。
特別扱いせず、あたりまえのこととして、取り組んでください。