最新入試情報をお伝えします。2月2日に行われた立命館大の問題では、
・紫香楽宮の場所
・下ツ道がどこと繋がっているか
という問題が出たそうです。報告をくれたワセヨビのO君はニヤリできたそうです。よかったよね、直前講習で地図問題やってて。しかも、「立命館では地図来ますよね」って話してたし!まだまだこんなふうに「やっといて良かった」っての来ますよ!
ちなみに、同じ試験を受けていた南浦和のO君は、(なぜか二人とも苗字が同じなんです!)
先生のおっしゃってたことがホンッッッッッッとに何個もでてきたので、思わず笑ってしまい、試験官に目をつけられてしまいました(^-^;
と報告をくれました。彼も直前講習で地図チェックの講座を受講していたんですよ。いやいやおもしろいことになっています。もうニヤリを超えちゃってるわけです。さあ、みなさんは本気のラストスパート始めてますか?
「早稲田までに40面ノートを後3週回すつもりです!」
「ヤバイです。昨日、40面を全部書いたら指が曲がりました!」
「最近は専ら40面地獄です!」
これらはみんな現役生男子のセリフです。アツすぎですね。しかし一方で、「店仕舞いモード」になってる人がいます。要するに、復習するところを絞り込む人ですね。残念ながら、そういう人には、もう今の時点では、何を言ってもその意識を変えることはできないみたいです。もっと早くに出会ってたらなあと、かえすがえすも残念ですけど。
逆にずっと勉強してきていよいよ集大成を迎えている人、そしてノリノリに吸収しまくっている人には、言いたいです。
こんなふうに密度濃く日々を過ごせるのも、あとわずか「しか」ないのですよ。
自分にどれほどの集中力があるか、自分にどれほどの計画遂行能力があるか、自分の限界にチャレンジしてみてください。そして、すべての試験が終わったら、1週間くらい呆けちゃってください。それほどまでに必死にがんばり抜いたなら、これからの人生で、確実に何度も遭遇するであろういくつもの難関を、その「火事場の馬鹿ヂカラ」で乗り切れる自信がつくはずです。
よく大学生が卒論に苦しむのですが、いくら大仕事といっても、それはどうしても自己満足です。だって、適当なことを書いたって卒業はできるんですから。その点、受験の場合は違います。そのレベルに達した人だけが、めざす大学に合格できるんです。それはもう、無情にもはっきりとした形で、自分の努力の結果が明らかになってしまいます。いや、だからこそ、努力のしがいがあるんですよ。全力をぶつけるだけの価値があるんです。変な話、指定校推薦などで合格した人たちには味わえない、非常におもしろいイベントだと思いませんか?
僕は昔から、こういう非日常的なパワーでぶつかるイベントが大好きです。予備校講師をやり続ける理由の一つが、それなんです。