先日、早稲田の史料問題について書きましたが、あの後、大阪のT君からこんなメールが来ました。
<Tさん>
(BLOGの次の問題の)問2の解説で S台出版の青本には「早稲田大学一文教授新川登亀男」の著作に関した設問が2年連続して出ている。と書かれています。そういう問題は捨て問題ですか??
結論から言うと、捨て問題ではありません。ここにその問題を載せますね。チャレンジしてみてください。
問 下線b(文字と非文字の社会)に関連して述べた文のうち,正しいものはどれか。該当する記号をマークしなさい。
ア 漢字の音を借りて名前や地名などを表すようになったのは,『万葉集』にはじまる。
イ 漢字の音訓を用いて言葉を文章化することの困難さを告白したのは,『古事記』序文である。
ウ 道鏡の皇位就任を促す神の言葉が発せられたのは,伊勢神宮においてである。
エ 里長が大きな声を出しながら,農民の家のなかに入ってくるようすを詠んだ漢詩が,『懐風藻』に収められている。
オ 外交文書の内容や形式が大きな事件を生んだという記録が,『日本霊異記』にみえる。
ちなみにT君は、先日行われた河合塾の早慶大オープンの模試を受けたそうです。難しかったそうですが、「先生の授業を取っている人の感想を聞いてみたい」とのことなので、誰か、メールください。僕自身はまだ問題すら見ていません。今日、藤沢でもらってこようと思っていたのに、忘れてしまいました。