池袋校のみなさん、ごめんなさい。他の業務に忙殺されて、メッセージにお答えするのが遅くなってしまいました。
<Mさん>
近代って思ってたよりおもしろいんですね。
<石黒>
そうですか、知りませんでしたか。3年生になって深く理解するようになったら、もっとおもしろくなりますよ。
<Oさん>
当時の首相は、今の人たちよりも良い時も悪い時も、行動があるのがすごいと思いました!
<石黒>
たしかにそうですね。今よりもリーダーシップがすぐれていたように思います。
<Nさん>
統制派のやり方がわからないです。
<石黒>
ん? 統制派がどうやって「合法的に国家改造」をしていったか、という点ですか? 授業でも話しましたが、軍部大臣現役武官制を用いて気に入らない内閣を総辞職に追い込む方法です。2個師団増設問題の時にあった、上原勇作陸相が辞任して、その後に軍部がストライキをおこして第2次西園寺内閣を退陣させたストーリーを思い出してください。宇垣一成内閣については、もう成立の時点で軍部はストをおこしたわけです。つまり、軍部の意向に沿う人物しか首相になれなくなったというわけです。
<Nさん>
歴史を学ぶことで、いろんな人がいて、いろいろなやり方があると、思いました。平和になることは、難しいと思いました。
<石黒>
まったくその通りだと思います。後になって「日本はあのとき戦争に進む方向に舵を切ってしまってたんだなあ」なんてことがないようにしたいものです。
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