河合塾で僕の担当する春期講習は、今日で4日間の最終日を迎えます。通年授業は何を取るか、まだ決めかねている人もいるでしょうか。先日も職員の方から、授業内容について生徒からよく質問されると聞き、お答えしました。今日はその内容を紹介します。迷っている人は講座選びの参考に、受講を決めた人は予習のために、目を通してみてください。
石黒拡親は、入試問題分析を20年続けてデータ化し、約2万件の用語の出題率を取っています。レギュラー授業では、このデータに基づいて「ウソはったりのない、入試に直結する講義」をおこないます。河合塾では授業のスピードが速いので、ある程度の予習が必要です。とくに学校で古代史をやっていない人は、1学期の授業はキツイでしょう。初学者や日本史に不安のある人は、歴史のあらましを知るために、次のどちらかの本を読むことをおすすめします。
・『いっきに読める日本の歴史』
初心者でも読みやすい
・『読むだけ日本史(1)』
必須用語を赤字で網羅している
読むときは、音読した方が単語に早く慣れて良いです。
授業では、講義しながら板書をしていきます。チョークは白赤黄青緑橙の6色を使うので、色ペンを持参してください。ちょっと太めの黒ペンもあるとなお良いです。ノートは40枚のものでB5判、もしくはそれより少し大きいA4判のものを用意してください。A4判を使えば余白に追加情報を書き込みやすくなります。また、講義を聞きながらノートを取るというのは大変忙しい作業なので、ワセヨビ生は授業を録音できる機械を持ってくるとよいでしょう。
そして何よりも、具体的な勉強を始める前に、受験に対する心構えを作るため、ブログやサイトを読みあさることをお勧めします。「日本史は夏からやればいいんじゃないの?」「用語集の数字と入試の出題率って違うの?」といった定番の質問から、意外な落とし穴まで、受験に役立つ情報を豊富に提供しています。正しいセオリーに基づいて、合格への最短コースを走りましょう!
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