過去問の正解率がなかなか上がらない人がいるようです。原因を冷静に分析して、早く立て直すことを願います。
<Yさん>
こんばんは。河合塾でお世話になっているYです。勉強法について相談させてください。
私は40面ノートと文化史を期間を決めて1週させるやり方をしています。まずは、10日で最終的には2月中旬に2日で1週を目標にしています。どれだけ繰り返しできるかが大切だと思ったので、喋り勉強で書いている時間がないのでノート復元はできていません。近現代は、本当にほしかった問題集を使わさせてもらっていますが、それより前は赤本だけです。自分のぬるさに焦っているのですが、もっと1ページごと1回1回丁寧に仕上げたほうが良いのでしょうか?不安が募るばかりなので質問させていただきました。お忙しいとは思いますが、厳しいアドバイスよろしくお願いします。
<石黒>
今の勉強法で良いかどうかは、志望校次第だと思います。出題されるのは選択問題だけなのか、記述問題も含まれるのかによっても異なります。過去問の正解率で判断すべきです。
<Yさん>
先日勉強法について相談させてもらったYです。志望校は早稲田商学部です。赤本は平均7割しか取れておらず、大問によっては6割のものもあります…。この結果が、かなりまずいことはわかっています。どう変えていくべきでしょうか?お手数ですが、お返事よろしくお願いいたします。
<石黒>
過去問の正解率が6~7割にとどまっている原因は、Yさんの場合、次の3つが考えられます。
1.暗記が万全でない
2.授業の内容理解が不十分
3.問題を解く力が足りない
1の場合は、ノート暗記の精度を高める必要があります。スピード優先でやっているようでしたが、紙に書いて復元するタイプの覚え方も併用したほうが良いかもしれません。
2の場合は、すでに通年授業は終わってしまったため、『難関大用語集解』や映像教材など別の方法で、細かい内容を理解し直す必要があるでしょう。
3の場合、問題集は前近代でしたら『日本史事始』、正誤問題対策でしたら『あるある正誤問題』があります。こうした問題集を使って演習量を増やすのはもちろん、早稲田商学部のような正誤問題やハイレベル問題の合理的な解き方を、講習その他で学ぶ必要があります。
<Yさん>
お返事ありがとうございます。まずは苦手なページを中心に書く作業もいれて丁寧にやっていきます。問題集も購入させていただくときはよろしくお願いします。今の実力と向き合って合格できる点数に近づいていこうと思いました。冬期 直前講習よろしくお願いします!
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