derutoko.comでは、現在、文化史の講義映像の教材を作成する企画が進んでいます。ちょっと前には、公式サイトの方で販売予告のページもアップされました。しかし、いろいろと障害があるようで、素人考えでは簡単に作れないようなのです。
まずは、画面の向こうの視聴者にちゃんと講義が伝わるのか、という根本的な問題でつまづきました。しかも、セミプロの方からのアドバイスで、「照明機器がしっかりしてないと顔色悪くなるよー」などとも言われ、ただでさえ目の下にクマができちゃう僕としては、「え゛ー!?」となったのです。(この人、中学時代からの友人で、僕の顔色を熟知しています。)
思い返せば『聴くだけ日本史』も『どこでも史料問題』も、いつでも壁にぶち当たって、それでもくじけず、壁を乗り越え、ぶち破り、やってきました。この映像教材だって、なんとか作りあげたい……。
そして、考えました。
やはり、夏期講習を録画するなどという軽いものではなく、ここは、本気で、視聴者個人に向かって講義をするべきだ、と。そこで気合いを入れ直し、5月19日、都内某所で講義を試し撮りしてみました。その映像はすぐさま、サイトのスタッフたちに渡され、検証が進んでいます。そう書いているそばから、キビシイ意見がメールで届きました。読んでいると、なんだか、一段とピンチを迎えている気がします。本当に発売にこぎつけるのか、予断を許さない状況です。
いやいや、えらいオオゴトになってしまいました……。