derutoko.com の教材は、受験生以外にも学校や予備校の先生など、
さまざまな方に使っていただいています。
そのため、ちょっとやそっとの話では驚かないのですが、
先日いただいたメールには、さすがに驚かされました。
早稲田大学政治経済学部を卒業された方からのメールです。
受験生にも参考になるでしょうし、何より刺激を受ける内容なので、
今日から3日間にわたって紹介します。
<Yさん>
石黒先生、はじめまして。現在35歳、(教育関係ではない)一般企業勤務の会社員です。今日は嬉しいご報告がありますので(悔しさもありますが)、メールさせていただきました。結論から申し上げますと、先生のブログと教材のおかげで、3ヶ月の勉強で、8月23日に行われた代ゼミの早大入試プレの日本史(政経学部型)で受験者数538人中7位(偏差値72.9)を取れました。(中略)
そして受験を終えて15年。今年5月の終わりに、趣味の将棋にやや行き詰まりを感じたので、将棋からしばらく離れ、他のことをやってみようと思いました。そこで思いついたものが日本史でした。ただし、どうせ日本史の勉強をするなら単なる時間つぶしの趣味ではなく、「全国でどのレベルまでいけるのか」といった1つの競技として客観的に順位が測定できる「受験日本史」をもう1度やってみようと思いました。問題の難易度が低い全国模試で100点を取って全国1位を取れてもそれは真の実力ではない、目標は最高得点が90点いかないような平均点50点前後であり、実力者が集まると思われる代ゼミ・河合塾の早大模試での日本史全国1位に設定しました。
まず、受験生の頃と変わり、インターネットで情報を収集できる時代になったので、現在の受験日本史界、予備校講師はどんな先生がいらっしゃるのかを調べました。そこで「でるとこ攻略日本史BLOG」にたどり着き、石黒先生のことを知り、ブログの内容と「でるとこドットコム」の教材のサンプルに大きな興味を惹きつけられました。ブログからは嘘、はったりのない直球勝負で、熱意のこもった先生でいらっしゃることをひしひしと感じるとともに、効率良く日本史の成績を上げる方法が満載されていることに驚き、その勉強方法に共感しました。でるとこドットコムの教材サンプルからは、自分が受験生時代に知らなかった受験に必要な情報をたくさん得ることが出来るに違いないと感じました。手始めに文英堂の「受験生が本当に欲しかった問題集」を購入し、軽く通して読んだところ、石黒先生についていくのが全国1位への1番の近道だと確信しました。
『受験生が本当にほしかった問題集 日本近現代史』は、
見る人が見れば本気度がわかる問題集です。
さすがYさんはオトナですね。
しかし、受験生はオトナではないので、
パッと見ただけで「この本はスゴイ!」
とわかるデザインにしなければならなかったようです。
今となっては大変悔やまれますが、
提案したデザインは通らなかったのですよ……。
というわけで、その反省を生かして、
現在、でるとこ教材のリニューアルを進めているところです。