近現代では、より理解することが求められます

授業やこのブログでは、丸暗記ではなく、
理解することが重要だということを何度もお伝えしています。
その理由は次の3つです。
 (1)理解していないと解けない正誤問題が存在する
 (2)理解すると記憶の定着率が高くなる
 (3)理解するために考えることで思考力がつき、
  知らない事柄が出題されても、考えて解けるようになる

そこで、『でる日講義−つながる近現代−』には映像の途中途中に、
授業内容の理解度をチェックする正誤問題がはさんであります。
その多くは、
「授業をよく理解していれば解けるけど、中途半端だと解けない問題」
です。
その問題を解いて解答をメールで送信していただくと、
こちらから解答・解説のURLをお送りすることになっているのです。

ところで、先日、ある生徒から届いた解答が、
間違いだらけだったのです。
彼は僕の通年授業を2度受けたことがあり、
その上で、この教材を使っている人なのですが、
それでも不正解が目立つのです。
「どのレベルまで正確に理解しなければならないか」の水準を、
彼はまだとらえきれていないのでしょう。
幸い映像教材ならば、もう一度受講することができるので、
弱いところを中心に受講し直すべきです。
この後に待っている肉付け作業のことを考えると、
非常に急ぐ必要がありますが、どうなるでしょうか。