夏休みに目覚める人たち(1)

驚きました。
この夏の講習には、
「先生の映像教材を使ってるんですが……」
と言いに来る初対面の生徒が何人もいるんです。
高い値段の教材ですが、サイトのサンプル映像などを見ただけで、
その価値を認めてくださったのなら感激です。

先日は、南浦和で「早慶大日本史」を受講していたI君が、
『つな近ノートファイル』を持って質問に来て、
「近現代、すごくおもしろいです!」と言ってくれました。
古代から近世の部分とは違って、
いろんなできごとが思わぬところで絡み合っているために、
単純暗記しなくてすむ部分が多いんですよ。
その‘つながり’は教科書や参考書には書かれていないことなので、
「そうだったのか!」って驚くと思います。
それを知っているかどうかで、記憶の定着率が全然違うわけです。

藤沢では集中できていない人がいてショックでしたが、
南浦和の「日本史集中講義(近現代)」では、
わりと「なるほど☆」ってニヤニヤしている顔が多くて、
授業をしている僕も楽しかったです。
あの講座を取った人たちには、
ぜひ‘近現代デヴュー’を果たしてもらいたいものです。

さて、そのI君から、
講習が終わった後にメッセージをいただきました。

<Iさん>
南浦和で早慶大日本史を受講しました、Iです。先生お疲れ様でした!

今までに経験したことのないレベルとスピードと濃さの授業でした。受験日本史というものを初めて思い知らされ、正直唖然としました。
石黒先生の下で日本史と本気で戦ってきた人との差を感じ、特に40面ノートを持っている人を見たときには後悔と悔しさとやる気にいっぺんに襲われました。

結果、僕の中では、夏期講習が終わって、受験日本史が始まったという感じです。先生や、先生の生徒さんに「遅すぎ!」と呆れられてしまうでしょうが…、今後こそは、やるならとことん!5日間で先生が投げかけてくださったノウハウやメッセージを噛み締め、消化し、吸えるだけ吸って後半戦に挑むつもりです。
また、本当にお疲れのところ何度も個人的な勉強方針の相談に対して親身にアドバイスしてくださってありがとうございました。感謝しています。

PS.河合塾では言えなかったのですが、実は早稲田予備校の体験授業を申し込みました。塾の掛け持ちは非現実的かもしれませんが、中には地方から何時間もかけて来ている人もいるようですし、二学期は通年授業でお世話になる…かもしれません。(締め切り間近だったりしますか…!?)もし通年授業を受けることになった場合は全力で食らいつくつもりですので、よろしくお願いします!

先生は無事山場を乗り越えられたようですが、夏はこれからが本番です。今後も体調には気をつけてください!

それでは失礼しますm(_ _)m

<石黒>
5日間の講習で目覚めてもらえたのなら光栄です。
その悔しい気持ちをバネにしてがんばってください。
やみくもに勉強するのではなく、ブログやサイトを読んで、
効率的な勉強法などを模索することもお勧めします。

それから、通年授業の受講も考えてくださって、
ありがとうございます。
現役生の授業でしたら、まだ空きがありますから大丈夫ですよ。
夏休み中に力をつけて、
また2学期にお会いできることを楽しみにしています。

<Iさん>
僕自身かなり効率を求めて無駄を省きたがる性格でして、だから石黒先生の受験日本史に対する方針にとても共感します。
しかし一方で、たかが一人の高校生が、たった一年で効率を追求「しすぎる」のも危険なことなんですよね。僕は自分で古代中世のノートをまとめるつもりですが、そこに凝りすぎる…など。
だから、秋からは石黒先生と先生の勉強法のもとで日本史に取り組みたいという気持ちが強まってきたんです。
膨大な時間と労力を費やして得た効率的な勉強法を、それを短時間で凝縮して教えてくれるわけですから。
もちろんそれを受験に生かせるか否かは僕ら生徒次第…頑張ります!

夏休みに入ってから、ゲンジツの厳しさを思い知って奮起する人が
ちらほらいるようですね。
明日も、そんな方からの決起文を紹介します。