<Iさん>
今、文化史の勉強をしているのですが授業で頂いた文化史プリントをとりあえずすべてノートに写しています。ちょうど今儒学者のページをやっているのですが人の名前を何色で書けばいいのでしょうか?濃い字で書いてある名前をすべて赤で書こうとすると真っ赤になってしまいますがいいのでしょうか?そしてほかのページ、ほかのプリントを写す時も何色にしようか迷うことがあるのですがどうすればよいでしょうか?
<石黒>
文化史のプリントは、色遣いはなかなか難しいものがあります。どうするのがいいとは一概には言えないですね。正直なところ、赤だらけというのもあまり意味がありません。自分自身で新しい色分けを考えるのも一つの手です。
それにしても、写すことで満足しないでください。くれぐれも、覚えることが最優先課題ですから。ノートを作りあげることだけで満足し、撃沈した受験生を何人も見てきました。
佐々木まりなさんは、あくまでもプリントをコピーしたものに、色をつけていたようです。それだと、よい方法を思いついた時に、もう一度色を付け直せますね。一番合理的かもしれません。
ところで。最近、「文化史に本気で取り組まないとまずい!」と気づいた人がちらほらいるようです。模試で痛い思いをしたり、過去問を解いた時に解けなかったりすると気づきますよね。史料問題にしても文化史にしても、目をそむけて逃げてばかりで、入試に間に合わなかった……なんてことにならないようにしましょう。