毎週土曜は高校の教壇に立ってます

最近の高校では、予備校講師を呼んで、
受験対策授業をさせるのがはやっているようです。
かくいう僕も、今年は某女子高校に呼ばれて授業をしています。
予備校と同じ40面ノート授業をやるんですよ。
ただし、予備校と違って夏・冬の講習ができませんから、
テーマ別の授業とか文化史などの内容が欠けてしまいます。
そのあたりが非常に不安の種となっているんですが、
その高校の生徒から質問がありました。

<△△高校生さん>
初めまして。先生の授業を△△女子校で受けてる者です。
夏休みの日本史の勉強の仕方についてお聞きしたいのですが、ブログ内に同じような内容のものがあったので、それを拝見しましたところ「夏休みは中世までを完璧にし、近現代は大雑把に勉強するように。」と先生がコメントをしていました。私も夏休みをこの勉強方法で過ごそうと考えていたのですが、先生もご存じの通り、△△での進みは非常に遅れをとっています。先生だけでなく、私たち生徒も思っています。
参考までに、お聞きしたいのですが、先生としては夏期ゼミでどこまで進める予定ですか。もし、授業がそこまで進まなかった場合はどのように対処すれば良いのでしょうか。おそらく、今までの自己流の勉強法だと受験に対処できないと思われるので…
また、近現代を勉強するにあたって、何かアドバイスがあればおっしゃってください。ちなみに△△で、先生の授業を受けてる生徒の8割りがたは、日清戦争の少し手前まで授業で習いました。

<石黒>
夏休みの7/31~8/4に5日間講座があり、
そこでちょうど江戸時代が終わるか終わらないかくらいまで進みます。
なのでやはり他の予備校の受講生と同じように、
夏休み中に近世までを完璧にして、
近現代を大雑把に勉強しておいてほしいところです。
日清戦争の少し手前までというのでは、
近現代の序の口をやったにすぎません。
入試では戦後までばっちり出題されます。
40面ノートの目次を見れば明らかでしょう。
ちなみに、授業が遅れることはあり得ないので安心していてください。
そして、これは宣伝とも言えるので
授業中には言いにくいことなのですが、
近現代の事前学習は『でる日講義−つながる近現代−』がベストです。
(パソコンでごらんの方はこちらからどうぞ。)
予算的に厳しいようでしたら、
『読むだけ日本史(2)』を読んで用語に慣れておいてください。
また、△△のカリキュラムでは、
文化史が受験レベルにまったく届いていませんので、
文化史の学習をしっかり自分で進めることをお願いします。
これも本当は『でる日講義−とことん文化史−』がベストですが、
そうでなければ他の方法をとってください。
(パソコンでごらんの方はこちらからどうぞ。)

ところで、火曜日の南浦和の授業の後、
またもや贈り物をいただいてしまいました。
大変恐縮いたします。

水菓子

ちなみに、これをくださった男子高校生の一人が、
出席カードのメッセージ欄にこんなことを書いていました。
「とうとう学校の先生が私の内職を無視するようになりました。」
高校の話を書いたエントリーで、
こんな話を紹介するのもナニかと思ったのですが、
まだ受験モードになっていない人に紹介したかったのです。
時間を有効に使わないと、難関大に現役合格はできませんよね?

携帯の待ち受けをノートの写真にしてる人もいますよ。