藤沢のみなさん、お疲れさまでした。3つの講座が一つのタームに集中していたので、予習・復習は大変だったでしょう。いや、僕も大変でした。でもまだ終わってません。お家に帰るまでが遠足。復習をやりとげるまでが講習です。
「総合日本史演習(発展)」の講座は、補充問題・解説プリントをきちんとやっておいてください。「日本史集中講義(近現代)」の講座は、5日目分の復習を忘れないうちにやり終えてください。タームとタームの間に休みがあるのは復習のためだったんですねぇ。僕もしっかり仕事してました。例によって撮影です。「でる日講義−とことん文化史−」は、今のところ4分の3を撮り終えました。あと少しと言いたいところですが、演習用テキストの解説が終わりません。計51題もあるのです。しかも、これにCD−ROM解説が残っています。果てしなく続く原稿の海です。こんな状況ですから、今日、先ほど南浦和の授業で、「顔色悪くてごめんなさい」って言ったら、笑われました。
ところで、がんばっている人たちから質問メールが届いています。回答メールとともにここに並べます。
【質問】
年代がどうしても覚えられないのですが、何かおすすめのゴロ合わせ本はないでしょうか?
【答え】
僕が使っていたのは旺文社のものです。もっとも、今、ネットで検索かけたら、2種類があるようです。「日本史の年代暗記法」と「日本史年代暗記タ−ゲット312」。僕が使ったのは前者ですが、決してベストではないと思います。っていうか、基本的にここに書かれている出題率は信じない方がよいでしょう。最後の遣明船(1547)や金閣の建立年代とかには、だまされました。そんなの出ないっつーの。
【質問】
疑問なんですが、早慶大日本史の冊子の22ページ(※)に松浦鎮信っているじゃないですか。そこに書いてあるオランダってイスパニアではないですか??肥前平戸って平戸商館のことですか??
【答え】
すみません。確かにわかりにくい表現でした。指摘してくれてありがとう。1609年にオランダが平戸に商館を開設した時の話です。96年の慶應(商)の出題です。ちなみにイスパニア船が1584年に平戸に来航した時も領主は松浦氏ですが、その時は鎮信ではありません。誰なのかは出ないので覚えないでください。
南浦和で4コマが終わり、これから新大久保で1コマ授業です。
※追記
2005年度版のページ数ですので、お手元の冊子とは異なっている可能性があります。