収録担当スタッフです。
今日は、本番中に使う“カンペ”を公開いたします。
スタジオには、以下のようなありとあらゆるカンペが用意されていて、
さらに、スタッフがホワイトボードに書いて掲げたりもします。
「残り1分」
「30秒オーバー」
今回は、時間の制約を少なくして収録しているので、
あまり使っていませんが、
文化史の時には、12~13分ときっちり決めていたので、
毎回登場していました。
「字を大きく書いてください」
「字がはみ出ています。」
カメラのアングルを固定しているため、
黒板のスペースも限られているんです。
ゆえに、こんなNGもありました。
携帯でごらんの方はこちらからどうぞ。
カンペで「条」の字がはみ出していることに気付いたのですが、
ご自分にお厳しい先生は、撮り直しの道を選ばれました。
その場で書き直せば、OKなんですけどねぇ…。
「お顔がカメラフレームから出ています。」
これは、写真の立ち入り禁止ゾーンに立った時に出されます。
赤いテープでバツが引いてあるところに立つと、
先生のお顔が画面の端でぶつ切りになってしまうんです。
また、教卓の足の1つに、何か巻かれているのが見えますが、
これは緩衝材です。
収録中に先生の足がぶつかってしまっても、
音が入らないようにするためです。
スタッフ陣も万全態勢というわけです。