独学受験生のまとめノート作り(2)

市販のまとめをうまくカスタマイズしていた卒業生を、以前にブログで紹介しました。この記事を読んだ方から、こんな相談がありました。

<Iさん>
(前略)先日教えて頂いた日本史ノートが届いたのですが、ブログのは普通の蛍光ペンで印をつけているかんじでしたが、シートを被せると消えるペンでやるのはあまりよくないでしょうか?先生はノートの復元をすすめていらっしゃるとおもうのですが、これだとただペンのとこだけチェックするだけで、流れが、しっかり自分で解説できる域までもっていけず、撃沈でしょうか?
また、最初から人類誕生のとこが読むだけ日本史と違く、500万年前になっていて不安です。用語集で調べても400万前~となっているので、とりあえず4に書き換えときました。よろしくお願いします。

<石黒>
チェックペン勉強は、ただ単に周辺にある語句から、消されてる語句を答えるだけの単純勉強です。一方、ブログで画像つきで紹介したK君は、ノートのすべてを覚えきるために、蛍光ペンで色をつけたり工夫しているのです。レベルの差がわかるでしょうか。どうしてもチェックペンを使いたいのならば、緑シートで隠す赤チェックと、赤シートで隠す緑チェックで、ノート全体をまだらに塗りつぶすくらいしてください。
人類誕生は、山川出版や東京書籍の教科書では「約500万年前」となっていますが、三省堂や清水書院の教科書では「約400万年前」と記載されています。入試対策としては、どちらで覚えていても問題ありません。

よくある撃沈コースは、まとめを作ることに時間をかけすぎたり、まとめただけで満足してしまうパターンです。作ったまとめを覚えて得点につなげることが最終目標ですから、できるだけ効率良く進めてください。最初から完璧に作り込もうとせずに、随時問題演習でまとめの効果を試しながら、カスタマイズしていきましょう。

難関大用語集解

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