授業中のメモはノートのどこに?

近現代に入ると板書内容以外に話を聞いて理解しておくことが急激に増えます。それを授業中にメモしてもらうことをお願いしています。もちろん予習などで理解・習得していることならメモする必要はありません。このメモを「40面ノート」のどこに入れるかの質問をいただきました。

<Yさん>
自分は他の紙とかにメモすると覚えられないのでノートに全てメモを書き込んでるのですがそれはいいのでしょうか?一応それで覚えられてるし模試などでも点を取れています

<石黒>
模試ではなく過去問の正解率はいかがでしょうか。8割を越えているならそれで良いかもしれません。
早慶上智を第一志望としている人にはノート(板書部分のみ)の復元をめざすべきです。そのためにはまとめ部分はシンプルで、かつ行がそろっているほうが良いです。それゆえメモはノートの上下左右の余白に書にお勧めしています。

40面ノートはノートを見開き1面で一つの単元として整理しています。ワクを使った整理なので隣り合ったワクの行がそろっていると、ノートを見ずに復元するのがやりやすくなります。また板書内容なのか自分のメモなのかは区別しておいたほうが優先順位がはっきりして良いです。たとえば過去問を解いた時に出てきた難しい内容なども、授業以外で得た知識だということがわかると「あ、これはあまり出ないことなんだ」とわかって良いわけです。早慶上智レベルをめざす人は要領よく受験知識を習得していきましょう。

でる日講義-つながる近現代-

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