早稲田大現役合格体験記(2)

ワセヨビ西船校のみなさんへご連絡です。
計画停電の影響で、3月25日の授業は開始時間が変更になりました。
 午前10:30~午後1:10
金曜日の夕方は停電しているらしく、今後も油断ならない状況です。

さて、昨日の続きです。

<小原さん>
さすがに今の勉強法ではマズイなと思い、先生の教材を初めて買ったのが10月中旬です。最初は「読むだけ日本史(1)・(2)」を購入したのですが、全く知らない用語が赤字だったりして、独学の情報量の無さに泣きそうになりました。そして、先生の教材でいこうと決めました。私、すごくスロースターターだったので、11月いっぱいまでは読むだけ日本史+教科書しか使っていませんでした。クラスの人たち(MARCH志望)が日本史の問題の出し合いをしていて、自分の知らないことばかりだったので、早慶上智を目指す自分は本当に勉強量が足りないなと実感しました。
そこで、11月の終わりか12月の頭に「日本近現代史」を購入しました。12月になって、河合塾のセンタープレの結果が出て、日本史の偏差値は53.5…もう日本史の成績をあげることに専念しようと思い、母にそれを伝えて「難関大用語集解」を購入しました。(中略)まとめると、12月からは日本近現代史・難関大用語集解・文化史プリント+読むだけ日本史と教科書で勉強しました。
少し成果が出たのか、1月になってセンターの過去問では7~8.5割ぐらいをとれるようになってきました。そこで、短期間でもう少し知識を詰め込むために、センター試験1週間前くらいに「日本史出るとこ攻略法」を購入しました。(遅い!)
ちなみに、私大の赤本を始めたのは11月からですが、「日本史はまだ解けないから…」という理由で日本史はとばして英国だけを解いていました。(独学の危険なところですよね;)私大の日本史の過去問を解き始めたのはセンター試験終了後の1月半ばからでした。

ここからは、それぞれの教材の自分なりの使用法を書きたいと思います。
☆読むだけ日本史(1)(2)…とにかく読む!一字一句しっかり読んで、赤シートで隠した用語(たとえ1番最後の赤字の用語でも)が1つでも分からなかったら、またそのページの最初の赤字の用語から赤シートで隠して1ページ分をしっかり覚えてから次のページにいきました。読むだけ日本史は自分にとって40面ノートの代わりだったので、他の教材を使っていて知らないこと(読むだけ日本史に書いていないこと)が出てきたら、読むだけ日本史に書き込んでいくようにしていました。
☆日本近現代史…3周くらいしか出来ませんでした。先生が講習のとき「15周やった人がいる」とおっしゃっていたので、まだまだ少なかったなと思っています。「点差をつける!ノーマーク用語」のところも出来るだけ覚えるようにして、それをなるべく図表で確認しました。日本近現代史は難関大用語集解のような用語の説明形式とは違って問題演習形式なので、とくに日本近現代史で出てきた知らないことは読むだけ日本史(2)にかなりに書き込みました!
☆難関大用語集解…2周くらいしか出来ませんでした。赤本などを解いていて、読むだけ日本史にも難関大用語集解にも載っていないことは「難問なんだろうな」と見切りをつけられました。上智大学で島原の乱付近(松倉勝家・寺沢堅高など)や、早稲田大学で大嘗祭の再興等が出てきたとき「やったー!」と思いました。また、講習で先生が「これは通常授業(40面ノート)では説明してなかったけど、難関大用語集解を使っている人なら書いてあったよね」と言われると、「通常授業の人達の意外な弱点を独学の自分は補える!」と思うと嬉しかったです。
☆日本史出るとこ攻略法…これには本当にお世話になりました。文化史プリントと合わせて使うと「だからプリントにはこういう順番で書いてあるのか!すごい!」って何度も思いました。「ひがしで吉田片あし吉田はいガン池田」はいつも笑えました。
余談ですが、私はせこい人間だったので「聴くだけ日本史」のサンプルを携帯に保存して、それを寝る前に聴いたりしてました(笑)授業をとっていない分、そこで石黒先生の声を聴くとやる気も出ました!
また、私のまわりでは日本史を独学で頑張っている人が結構多かったのですが、その中でもかなりの人達が東進の一問一答(紫のもの)やZ会の問題集を使っていました。一問一答の“ワンパターン”の怖さもZ会の“オリジナル問題”の怖さも、難関大用語集解の「blogかわら版」で知っていたので、私は先生の教材一筋でいきました!(一時は私も一問一答人間になりつつありましたが;;)
独学の人って、何もかもが遅いんですよね。自分の勉強法の危険さに気づくのも、情報量の少なさに気づくのも、どんなに非効率的なことをしているのかに気づくのも。(気づかない人も沢山いるので、その点で自分は本当に良かったと思っています)夏期講習で先生の講座に申し込んだのも、部活の日程の都合がたまたま良かったからなので、あの時講習を受けていなかったら…と思うと、本当にゾッとします(;o;)
石黒先生には本当に感謝しています。先生からしてみたら、授業をとっていなかった生徒に感謝していると言われても何と言えばいいのか…と思うかもしれませんが、私の中では「自分の受験勉強での日本史=石黒先生」なんです!40面ノートを持っている人は勿論ですが、先生の教材を持っている人を自習室などで見る度に「石黒先生信者には絶対負けない!!!」と思っていました。他の先生ではなく“石黒先生の信者”だからこそ、危機感やライバル意識をすごく感じたんです。
先生の知らないところでも、私みたいな“石黒先生信者”さんは沢山いると思います(笑)これからも頑張ってください!!!