『いっきに読める日本の歴史』ってどんな本?(1)

こんにちは。でるとこブログ管理人です。
『いっきに読める日本の歴史』について、
さっそくこんな質問が届きました。

<Nさん>
今パソコンを見ていて石黒先生の新しい本が発売すると載っていたのでびっくりしました。その事で質問なんですが一気に読める日本史は大学受験用なんでしょうか?あと中身はどんな感じなんでしょうか?よろしくお願いします。

本書は、中学や高校で習った日本史を忘れてしまった人が、
難しい勉強をせずとも、気軽に復習できるように書いたものです。
公務員試験や通訳案内士試験などで、
日本史を一般教養として幅広く勉強したい人、
「簡単な歴史の知識くらいないと恥ずかしいわ」
なんて思っているオトナの人、
石黒の授業を受けていた卒業生で、
「そういえば石黒、授業でこんなこともしゃべっていたっけ」
と懐かしく思ってくれる人、
受講生の保護者の方で、
「うちの子は今こんな勉強をしているのね」
と関心を持ってくださる方
などを思い浮かべながら制作しました。
したがって、全時代の日本史を
わかりやすく説明した読み物になっています。
文体もできるだけ話し言葉に近いよう、やわらかく書いていますので、
314ページに渡る大作ですが、スイスイ読んでいただけると思います。

というわけで、通年授業を受講されているみなさんには、
授業内容と重なっているので、
あまりお勧めできるものではありません。
大学受験に出題される内容も、もちろんたくさん含まれていますが、
「受験用語をたくさんGETしたい」というなら、
『読むだけ日本史』の方がお勧めです。
こちらは、出題率に沿って書いている上に、
コンパクトにまとまっていて、
文章の表現も教科書風で論述問題にも対応できるからです。
ただし、通年授業を受けていない人で
オハナシの理解ができていない人には、
非常にわかりやすいと思います。
『読むだけ日本史』とは違って、文字数の縛りもきつくなかったので、
自由に書いたものなんです。

『いっきに読める日本の歴史』の中身については、
これからもまだまだ紹介していきたいと思っています。
お楽しみに。